ホワイトボードアニメーションを作れば(設置すれば)お客様へアピールができる!
間違ってはいません、ただ間違っているところもあるという話です。
ホワイトボードアニメーションとは?
ホワイトボードアニメーションとは、イラスト製作者が、ホワイトボードにイラストなどを描く様子をスマホやビデオカメラ等で撮影し、アニメーションにしたものです。
抽象的な内容や複雑な概念なども分かりやすく説明することができるので商品の紹介などにむいたアニメーション動画です。
ホワイトボードアニメーションを使うと
こんな実験がありました。
In 2012 Dr Wiseman took a video of himself talking and created a scribed version using exactly the same audio. He tested viewers' memory after they watched one or the other, to see which one helped them learn the best. He was astounded by the results. Overall, there was a 15% rise in recall across the memory questions for those who had watched the scribe video. He said:
Anyone involved in education or research will know that is absolutely massive. Normally you have to work incredibly hard to get 5, maybe 10 percent increase in any kind of behavioural measure like that. Simply by animation you're seeing a 15 percent increase.
2012年、Richard Wiseman博士は、視聴者に向かって語りかける実写の説明動画(トーク式)とホワイトボードアニメーションによる説明動画を視聴させ、どちらが習得度が高いかを実験した。その結果、正解率はホワイトボードを視聴した人の方が約15%高い。彼は言う:
教育や研究に関わっているならその数字が大きいことを知っている。通常であれば5% 記憶力の良いものでも10%である。アニメーションはそれだけで15%
ホワイトボードアニメーションが視聴者の関心を惹き、視聴した内容が記憶される効果がただの動画よりも高いということが証明されています。
ホワイトボードアニメーションの効果
ホワイトボードアニメーション動画は、youtubeへアップロード、SNSへの投稿、自社サイトへの埋め込み、などあらゆる場面で使える動画です。
そしてその動画の効果で良く言われるものが「滞在率の高さ」です。
ただ「あいうえお」と描いているものですが、やはり最後まで見てしまったのではないでしょうか?
同じ「あいうえお」が8秒になっても目の前で手が動き何かを描いていく、という動きがあると最後まで見てしまうものです。
サイトやSNSの「滞在率」は確かにあがります。
ホワイトボードアニメーションをどう使うか?
サイトの滞在率があがるとGoogleの評価があがり上位表示されやすい、という話ですが。
滞在率があがったら商品が売れるのか?というのはまた別の話になるのではないでしょうか。
ホワイトボードアニメーション制作を頼まれる人はとにかく「イラストが描かれる」というところだけを見て、イラストの内容は二の次になってしまっている事が多いのが現状です。
せっかくホワイトボードアニメーションを作るなら見られて、かつ商品を理解して貰える、サービスを理解して貰えるアニメーション動画を作った方がいいのではないでしょうか?