商品が売れない時代です。
良い商品なのに・・・競合より低価格なのに・・・
商品を売りたい!人が考えてみるべき事。
商品が売れない理由
商品が売れない大きな理由はその商品が「知られていない」ことです。
購入者から見れば自分に関係のないカテゴリーの商品に興味はありません。
興味のあるカテゴリーだとしても、同業他社との差別化・区別化のついていない商品を購入する必要はないのです。
商品を売れるようにするためには「知ってもらう」か、その商品をより良くするか、販売者に魅力を感じさせるようにするか、という必要があります。
商品を売らないという選択
イタリアの自動車メーカー「フェラーリ」はご存知でしょう。
レーシングカーと高級スポーツカーのみを製造している自動車メーカーです。
フェラーリの経営は「何をやらないか」という方向性を示しています。
まず、大量生産による大衆車の生産はしていません。
そしてニッチな市場以外はターゲットにしません。
不特定多数の顧客の好む車を作るのではなく、スポーツカー市場のみで一部の富裕層のみをターゲットとし、それ以外の顧客の要望には全く応えません。
フェラーリ社は年間の生産台数に上限を設けています。
フェラーリを購入したいと希望する顧客がいても、その需要に応えるだけの供給を行っていません。
これによりフェラーリに大きな希少価値が生まれるのです。
売れる時に売らないという選択ができるのはその商品に圧倒的な自信があるからでしょう。
誰でも持っている、誰でも買える商品に価値をどうつければいいのか?
商品が売れない時にどうするか?
商品価値を高める?
自社のファンを作る?
早急に効果を出したいのであれば「知ってもらう」事に尽力するのが一番です。