普段何気なく使っているフォントですが、老若男女で好みのフォントの差がありそうな気がします。
そして良く見るフォントが必ずしも好まれる、というものではないようです。
拘りを求めるならフォントまで!な話です。
「天気の子」のフォントは
話題の映画「天気の子」ですが、ポスターや番宣で良くみかけると思いますが、タイトルを思いだしてみたときにものすごく特徴のある題字だとは思わないのではないでしょうか。
ツイッターでこのような呟きがあります。
上がMS明朝、下がA1明朝。
普段みんなが使ってるのが上、実際のタイトルに使われているのは下。
上は無料。下は2万円。 pic.twitter.com/e7ITBr8Qel— もにゃゐずみ (@Monyaizumi) 2019年7月22日
同じ明朝体でここまでイメージが変わるのです。
そして「天気の子」に合わせた明朝体を選ぶのはやはり拘りのひとつでしょう。
フォントとは
フォントは大きく二つに分かれます。
「明朝体」と「ゴシック体」
欧文フォントは「サンセリフ」と「セリフ」で分かれます。
どのようなフォントを使うかでポスター、グラビア、ホームページ、ランディングページなどの印象を大きく変えてしまいます。
フォントの種類だけではなく同じフォントでも字の太さによって印象が変わります。
あまり意識していないかもしれませんが、フォントを選ぶのは大変重要なことなのです。
明朝体とゴシック体
明朝体とゴシック体で同じ文章を書いてみました。
明朝体は筆使いを感じさせるようなフォントで女性的なイメージが強いです。
ゴシック体は均等な太さなので小さめの文字になっても視認性に優れています。
店舗や企業イメージによっても明朝体、ゴシック体をどう使うかが大事になってきます。
一番大事なのは「自分の好み」で選ぶのではなくお客様の好み・視認性でフォントを選ぶという事です。
「天気の子」がなぜフォントに拘るか
映画のイメージを伝えるためのフォントですから汎用性のあるフォントより稀少なフォントでロゴを作成するのは当たり前ではないでしょうか。
アニメで使われているフォントも今では無料フォントとして配布されているものも多いのですが、どこかで見たフォントで親しみをもって貰えるのなら良いのですが使い古されたフォント(人気のフォント)だと見る人によっては期待を裏切られることもあります。
とくにyoutubeでは同じ字体が使われていることが多いので「モノマネ感」が強いです。
同じフォントを使うことでトップユーチューバーと勘違いされる、というところを狙うのであればそれも方法のひとつかもしれませんが、せっかくテロップを入れるならフォントにもオリジナリティを出したいところです。
こちらは有料フォントの一部です。
STUDIO Wingsでテロップを入れる場合はどこかで見たようなフォントは使いません。
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