先に言っておきます。
藤原竜也主演、蜷川実花監督の日本映画「ダイナー」は見ていません。
けれどもダイナーを使って蜷川実花を語ります。
「ダイナー」監督:蜷川実花
何か月か前に小説は読みました。
帯にも今回の映画のオフィシャルサイトにも”映像化不可能と言われた衝撃の小説”と書いてあります。
まさにその通り。この小説を映画化するのは無理だと思いつつ監督の名前を見たときに納得。
蜷川実花なら凄い映像を作るだろうと。
主人公ボンベロが藤原竜也というのは体格の違いの違和感がありますが、演技のうまい俳優なので良しかと。
蜷川実花とは
演出家・映画監督の蜷川幸雄とキルト作家の真山知子の間に出生。職業は女優・カメラマン・映画監督
カメラマンとしても有名な人ですが、この蜷川実花はカメラマンとしては決して上手い人ではありません。
テクニックが上の人はきっとアマチュアカメラマンでもたくさんいるでしょう。
風景写真は意図しているのだとは思うのですがほとんどの写真がボケています。
「これが持ち味!」と言えるほど有名なカメラマンなので出来る技だと思っています。
しかし風景写真など撮らなくてもいいのです。
蜷川実花は圧倒的に人物写真が上手い。
とくに女性。
人物写真もテクニックとしては上手い方ではありません。
ただ構図や見せ方は他を圧倒する。
人物を使って動を切り取るのが非常に上手い。
蜷川実花が映画「ダイナー」を撮ると良い理由
逆に言えば蜷川実花は「静」が得意ではないと感じます。
なので風景写真はあまり上手いとは思えない。
という事は「動」を使う映画、映画監督は非常に合っている。
そしてダイナーという映画。原作もそうですが静の場面はないに等しい。
蜷川実花が動的映画の監督をすると良い、という話です。
ではプロフィール写真は?
そして動画でも静止画でも被写体を上手く蜷川ワールドに染めることが上手い人です。
しかし誰でもが蜷川ワールドで撮ればいい、というものでもありません。
プロフィール写真撮影の際には、ご自分にぴったりの世界観を持ったカメラマンを探すことが自信の魅力を引き出す写真を撮る第一歩です。
どんな写真を撮ればいいのか迷ったときにはお気軽にご相談ください。